【体験談】フランスのビジタービザは更新できない?VLS-TSとVLS-Tの違いを知らないと後悔するかも|40歳からのフランス移住戦略

こんにちは、さやココです。

今回は、フランス移住を目指す方、とくに31歳以上でワーキングホリデーが使えない方に向けて、非常に大事な情報をお届けします。

よくご相談いただく「ビジタービザで1年間フランスに滞在した後、延長できますか?」という質問。
結論から言うと、「場合によっては更新できません」。

目次

ビジタービザには更新できるものと、できないものがある

この事実は、実際に申請した方でさえ見落としてしまうことがあります。フランスで1年間生活した後に「更新できると思っていたのに、できなかった」というケースは少なくありません。

ここで更新の可否を左右するのが、フランスのビジタービザに存在する「VLS-TS」「VLS-T」という2つの種類です。

VLS-TSは、フランス入国後にOFII(フランス移民・統合局)への登録を行う必要があり、ビザそのものが「滞在許可証(titre de séjour)」の役割を兼ねています。このため、1年間の滞在終了後も、現地の県庁(préfecture)で手続きを行えば、滞在許可証としての更新が可能です

一方、VLS-Tは「一時的な長期滞在ビザ」として分類され、OFII登録も不要。更新や延長は一切認められておらず、滞在期間終了後は原則帰国する必要があります。仮にフランスでの滞在を続けたい場合は、いったん帰国し、改めて新しいビザを申請し直す必要があります。

この違いは、ビザ申請の結果として発給されたビザラベル(パスポートの中のビザシール)を見れば明確に分かるため、申請前にこの2種類の存在を知っておくことが非常に重要です。

特徴 VLS-TS(更新可) VLS-T(更新不可)
更新 ◯(可能) ×(不可)
滞在許可証に切替 ×
OFII登録 必要 不要
渡航前にわかる?

私の経験談:PACSを組んでいたのでVLS-TSが発給された

私はフランス人パートナーとPACS(法的パートナー契約)を結んでおり、その関係性がビザ申請に反映され、更新可能な「VLS-TS」が発給されました。

その結果、フランスで1年間暮らしたあと、滞在許可証(Carte de Séjour)へと問題なく更新ができました。

一方で、私の知人は在宅ワークを希望してビジタービザを申請しましたが、発給されたのは「VLS-T(V2 VLST)」でした。
そのため、フランス国内で延長することはできず、1年の滞在後は出国を余儀なくされました。

VLS-TSとVLS-Tの違いを、パスポートで確認できる

ビザの種類は、フランス大使館で発給されたビザのパスポート上のシールに表記されています。

  • VLS-TS → 更新可能
  • VLS-T / V2 VLST → 更新不可(フランス国内で延長できません)

この違いを知らないままフランスに来ると、思わぬタイミングで帰国を迫られる可能性があります。

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【ビジタービザの落とし穴|VLS-TSとVLS-Tの違いとは】

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