土に根ざした暮らしの中で、身近な素材で作り上げる「きなりの器」は自然そのもの

取材記事

皆さんこんにちは、 ヨーロッパ各地を訪れお菓子めぐりをしている旅するパティシエさやココです。

2020年10月から業務委託パティシエとして島根に来ました。早いもので、今年(2021年)11月で業務委託が終了し地元埼玉に戻ります。

島根を離れる前に、できるだけ島根を散策するようにしています。

今回ご紹介するのが、石見銀山「群言堂本店」で出会った陶芸家、垣野勝司(かきの かつし)さんの「きなりの器」です。

島根で出会った「きなりの器」

石見銀山「群言堂本店」に、地元の食材を使った自家製パフェを楽しめるカフェやブティックなどがあります。

石見銀山は、島根県大田市にあります。住んでいたところから気軽に訪れる場所だったので、お気に入りの場所です。

石見銀山「郡言堂本店」は昔ながらの建物、文化を大切にし、地元の食材を丁寧に扱っているお店です。

石見銀山群言堂本店の外観
広々とした空間
オシャレで居心地の良いカフェ
ブティック

店内を見渡していると、ちょうど今日からとある陶芸家さんの作品が展示されることを知り、ショップの店員さんんが丁寧に作品について説明をしてくださいました。

その日は閉店間際だったため、作品を眺めるだけで終わりました。

しかし、作品が気になってしまい次の日の夕方にもう一度、訪れることに。

初めて、愛着の湧く器を購入

次の日の夕方、改めて陶器を見させて頂き、陶器の美しさにすごく惹かれました。

陶器の知識はほとんどないのですが、直感と言いますか、すごく素敵だなと感じたんですね。

そして、購入したお皿と蕎麦つゆ用のお猪口がこちらです。

こちらの作品を手がけた【くにさきかたち工房】の垣野勝司(かきの かつし)さんは、東日本大震災をきっかけに大分県国東半島に移住された陶芸家さんです。

器の特徴は、釉薬に薪ストーブの灰を使った、親しみやすいふだん使いの「きなりの器」です。

早速、朝食に丸皿を使ってみました。

良いお皿を使うと、食事も楽しくなりますね。

島根で出会った垣野さんの器を大切に使いたいと思います。

最後に垣野さんと写真を撮らせていただきました。

ぜひ、次は大分に足を運んでみようと思います。

垣野さんの作品への思い

日々、自然に近い生活の中で感じている、心地よい手触りを、陶器を通して皆さんに感じていただければ嬉しく思います。「自分はどこからきて、どこへ向かっていくのか」というのが一番知りたい事なのかもしれません。そのことを作陶を通して探していて、そのかけらをたくさん見つけたいし、僕のうつわも皆さんにとって、その一つの小さなかけらに感じてもらえるものでありたいです。

島根を離れる前に、素敵な器に出会うことができて本当に良かったです。

島根大好きだなぁ。

陶芸家、垣野勝司(かきの かつし)さんに興味ある方は是非、こちらをご覧ください。

【くにさきかたち工房】>>

島根県大田市にあります石見銀山「郡言堂本店」はこちら

石見銀山「群言堂本店」>>

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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