【スダン中世祭り】フランスの地元文化を深く体験する方法

フランス生活情報

皆さんこんにちは、旅するパティシエさやココです。

5月の中旬から開かれるフランス・シャンパーニュアルデンヌ地方の大きなイベントスダン中世祭りに参加して来ました。

私達が訪れた2019年は18日(土)、19日(日)に開催されました。

フランスの歴史が肌で感じられるスダン中世祭りを体験

フランス・シャンパーニュ田舎暮らしのグループとして田舎暮らしの体験の1つの大きなイベントです。

私が初めて訪れたスダン中世祭りの魅力をご紹介していきたいと思います。

スダン中世祭り(Château fort de Sudan)ってどんなお祭り?

スダン中世祭りは、フランス北東部のアルデンヌ県にあるスダン城で開かれるお祭りです。

フランス第二帝政期の1870年7月19日〜1871年5月10日まで続いたフランス帝国とプロイセン王国の間で行われた戦争、 普仏戦争の際にナポレオン3世が捕虜となった場所で15世紀に建てられたスダン城は中世祭りが開催されることでも知られて、今ではホテルとしても利用されているんですよ。

ホテルの宿泊予約はこちら(フランス語です)>>

開催場所

スダン中世祭りが行われる場所はこちらです。

私がシャンパーニュ田舎暮らしグループと滞在していたブ =オー =ボワの町からですと車で40分くらいでした。

フランス・パリのシャルル・ド・ゴール空港からですと車で3時間弱です。

チケットの購入方法

車を停めスダン城が見えてくると、すぐにチケット売り場があります。

また入場するときにカバンチェックがありました。

パウンフレットももらえましたよ。

チケット購入の際に腕にリストバンドを巻いてくれます。外に出たいときはリストバンドを見せれば出入り可能です。

【料金】※2023年の情報

お支払いはクレジットカードも対応してます。

<4月17日より先行販売>料金は先行販売で購入すると安く購入できます。

  • 大人:1日あたり8.50ユーロ(1,256円)
  • 大人: 週末(土日)パス 11 ユーロ(1,626円)
  • 8~18歳:1日あたり4.50ユーロ(665円)
  • 8~18歳:週末パス6.50ユーロ(961円)

<お祭り当日の料金>

  • 大人:1日あたり10ユーロ(1,478円)
  • 大人: 週末パス 15ユーロ(2,217円)
  • 8~18歳:1日あたり6ユーロ(887円)
  • 8~18歳:週末(土日)パス8ユーロ(1,182円)

※8歳未満のお子様は無料

※もし2日間存分に楽しむのであれば、週末パスを購入すると良いですね。

ではスダン城へ行ってみましょう!

目の前で見るスダン城は迫力があります。

スダン祭りの楽しみ方、イベントのタイムスケジュール

入り口を入ると一気に中世にタイムスリップしたような雰囲気でワクワクしました。

まずはお城の周りをぐるっと回ってみました。至るところでイベントが行われていて、食べ物屋さん(日本で言う屋台のようなもの)やお土産屋さんが沢山あるので何度も立ち止まってしまいました。

売り子の方の衣装も中世を再現しているのか、とても似合っていて、写真を撮るのにも快くOKしてくれました。

お城の周りを一周する所要時間は40分程かかりました。

本当に沢山のお店が出てるので見ていてとても楽しかったです。

お客さんも仮装を楽しんでいましたよ。仮装のクオリティーがとても高く中世の雰囲気をリアルに感じることができました。

そしてスダン祭りはタイムスケジュールがあり、お城の周りでイベントをやっていたり、音楽が鳴り響いていたりと見どころ満載でした。

昼間とは違う雰囲気を味わえる「夜のショー」もおすすめ

今回、私たちは18時ごろ帰ってしまったので夜のショーを観ることができませんでしたが、夜のショーもまた見所があるかと思いますので1日いても飽きないお祭りです。

夜のスケジュールとしては、午後 8 時 30 分〜 午後 9 時 30 分に軍隊と中隊のパレードが楽しめます。 夜はお堀でコンサートとファイヤーショーが続き、最後は花火大会があるそうです。

昼間とは違い、迫力あるファイヤーショーやパレードが楽しめますね。

スダン中世祭りはまだ観光地化されてないレアなお祭り

アジア人の観光客はあまり見かけませんでした。アクセスも車ではないと難しいため、観光地化はされてない様子でした。ですのでフランスの文化や歴史を肌で感じ、地元の方と触れ合える貴重なお祭りの体験ができまし。

こんな人はスダン中世祭りがオススメです

  • フランスの伝統的なお祭りに参加したい
  • 観光地ではないような所で楽しみを見つけたい
  • 地元のフランス人と触れ合いたい
  • 仮装してみたい

スダン中世祭りでは伝統的な料理やフランス菓子を楽しめる

食事ができる場所はお城の周りにいくつもあるので困ることはないかと思います。主にメイン料理として豚肉のパイ包み・グリルステーキ・腸詰めソーセージなどがありました。お肉料理を存分に楽しめます。

私は(10ユーロ〜25ユーロくらい)で食事を楽しめました。

アルデンヌはイノシシ肉も有名で、アルデンヌ風イノシシ料理もあります。

お酒では、地元のオーガニックビールがとても美味しかったです!(3ユーロくらい)お手頃な値段かなと思います。

フレッシュのフルーツジュースも売っていました。お子さん連れの方に人気で並んでいました。

自然な甘みの美味しいフルーツジュースでした。

こちらの男性も笑顔で写真撮影に応じてくれました。

至るところに、お土産屋さんがあり、立ち止まってみていると時間がすぐ過ぎてしまいます。

私の大好物であるお菓子もたくさん売っていてパイナップルの揚げパン・フランスのボンボン、日本で言う駄菓子のようなものでヌガーモンテリマーヌやワッフルなど子供が喜ぶお菓子もたくさん売っていました。

こちらのパイナップルの揚げパンがめちゃくちゃ美味しかったです。

そして南フランス方からお菓子やさんが出店で来ていたのですが、焼き菓子やブリオッシュのような生地のケーキがとても美味しくて2回も訪れてしまいました。

大きいですが、菓子パンの用な感じで、宿に帰ってからペロリと食べてしまいました。

イケメンお兄さんから試食を頂きました。

こちら、ソフトクッキーの中にフルーツジャムが入っていてとても美味しかったです。

みなさん優しいなぁ。笑顔で写真撮影に応じてくれます。

食べ物、飲み物通してとても美味しく、値段もお手頃で、お肉料理も中世のような雰囲気が漂う肉の丸焼きを披露していたりと見所もあり、フランスのお菓子も豊富な品揃えでした。

治安は良い?

フランス・パリと違い治安は良い方だと思います。田舎の方は親切な方が多いなと感じました。ビールを無料でくれたり、美味しいお肉も試食させてくれたりとスダンの人々の暖かさに感動したほどです。

しかし、油断は禁物です。身の回り品には十分気をつけてお祭りを楽しんでください。

トイレ事情と服装について

トイレは有料になりますが、確か1ユーロ(日本円で140円)もしなかったと思います。日本と違いフランスでは有料のトイレが多いです。

トイレでびっくりしたのが自然の再生流を生かしたトイレになっていました。

用を済ませたら水を流すのではなく草のようなものを上からかけます。不思議なことに匂いもせず全然不衛生さも感じませんでした。もちろんトイレットペーパーはあるので安心してくださいね。

服装についてですが、フランスの5月中旬は肌寒いので私が実際に装備していって良かったのがこちらです

  • 動きやすい靴
  • 上着(例:雨が降った場合のことを考えるとゴアテックスが便利)
  • 帽子
  • サングラス

まとめ

スダン中世祭りを訪れて感じたことは、地元の方と触れ合え、中世の雰囲気を肌で感じ、中世時代にタイムスリップしたような歴史がリアルに感じられる貴重な体験でした。

フランス・シャンパーニュ田舎暮らし運営者のひらの たけしさんに出会い、普通では体験できないことをさせて頂き、とても感謝しています。

スダン中世祭りはこんな人にオススメです。

  • 地元の人と触れ合いたい
  • フランスの伝統的なお祭りに行きたい
  • 地元の人しか来ないお祭りに行ってみたい
  • 中世の時代の仮装を体験してみたい
  • スダンの伝統的な料理を食べてみたい

フランス旅では、ジブリハウルの城のモデルにもなった町、アルザス地方コルマールにも訪れています。

スダン祭りの詳細

スダン中世祭り開催日:2023年5月21日〜22日の情報

【料金】

<4月17日より先行販売>料金は先行販売で購入すると安く購入できます

  • 大人:1日あたり8.50ユーロ(1,256円)
  • 大人: 週末(土日)パス 11 ユーロ(1,626円)
  • 8~18歳:1日あたり4.50ユーロ(665円)
  • 8~18歳:週末パス6.50ユーロ(961円)

<お祭り当日>

  • 大人:1日あたり10ユーロ(1,478円)
  • 大人: 週末パス 15ユーロ(2,217円)
  • 8~18歳:1日あたり6ユーロ(887円)
  • 8~18歳:週末(土日)パス8ユーロ(1,182円)

※8歳未満のお子様は無料

※もし2日間存分に楽しむのであれば、週末パスを購入すると良いですね。

※チケット購入の際に腕にリストバンドを巻いてくれます。外に出たいときはリストバンドを見せれば出入り可能です。

【服装】

フランスの5月中旬は肌寒いですので、実際に私が持っていってよかったものがこちらです。

  • 動きやすい靴
  • 上着(例:雨が降った場合のことを考えるとゴアテックスが便利)
  • 帽子
  • サングラス

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