フランス・パリ、バスティーユ駅から少し歩いた静かな通りに、ふと足を止めたくなる小さなお店があります。 店主の作家 由希子さんが2015年にオープンした「Patisserie NANAN(パティスリー ナン)」です。
ここは、パリの賑わいの中にありながら、どこかほっとする温かい空気が流れる場所。
今回は、私がこのお店で感じた「お菓子を楽しむ心地よいエッセンス」を、等身大な言葉で綴ってみようと思います。

パリ11区の至宝「Patisserie NANAN」
バスティーユ駅から徒歩約10分の場所に位置するPatisserie NANANは、2015年にオープンしました。

場所はこちら
- 店主:作家 由希子(さっかゆきこ)氏
- 特徴:旬のフルーツを主役にし、素材本来の味を活かした繊細なフランス菓子
- ラインナップ:ムースやタルトなどの生菓子、ビエノワズリー(菓子パン)、焼き菓子
NANANの扉を開けて、感じたこと
パリの日常に溶け込む朝のパン
フランスの朝といえば、バターの香りがふわりと漂うクロワッサン。 現地の人たちが仕事前にさっと買い、歩きながら頬張る姿は、パリの何気ない、けれど素敵な日常です。 皆さんもNANANを訪れたら、ぜひ焼き立てを手に取ってみてください。それだけで、少しだけパリジェンヌの気分を味わえるはずです。

香りで旅をするような、新しい発見
NANANのお菓子には、素敵な「驚き」が隠れています。 ショコラムースをひと口食べたとき、ふんわりと柑橘のような、お花のような香りが広がって驚きました。その秘密は、なんと「ネパールの胡椒」なのだそう。 ただ甘いだけではなく、鼻に抜ける香りの余韻をゆっくり楽しむ時間は、まさに至福のひとときです。

日本人らしい、繊細で優しい手仕事
今、パリでも大人気の「抹茶(Matcha)」。 NANANでは、小麦粉を使わないグルテンフリーの抹茶ケーキなど、今の気分に寄り添った、体に優しいお菓子にも出会えます。 素材の良さをそのまま活かす作家さんの丁寧な仕事は、お土産にぴったりの焼き菓子にもぎゅっと詰まっています。

私のお気に入り、おすすめのケーキたち
| ケーキ名 | 私が感じた魅力 |
| Chic choc(チックチョック) | 濃厚なビターチョコとネパール胡椒の出会い。香りの変化に、思わず背筋が伸びるような大人の味わいです。 |
| Trèfle(トレフル) | クローバーの形が愛らしい一品。着色料を使わない自然な色が美しく、ピスタチオと果実の爽やかさが重なります。 |
| Mont Blanc(モンブラン) | 伝統的な栗のクリームに、パッションフルーツの酸味を。驚くほど軽やかで、優しい気持ちになれるモンブランです。 |
| Moellue the vert(抹茶のモエルー) | しっとりとした抹茶の生地に、季節のフルーツが寄り添います。体にすっとなじむ、優しい美味しさです。 |
終わりに:素材への想いが、心に届く理由
Patisserie NANANがこの街で長く愛されているのは、作家 由希子さんが素材のひとつひとつを本当に大切に、誠実に見つめているから。その想いがお菓子を通して、私たちの心にそっと届くからだと思います。
パリを訪れる機会があったら、ぜひNANANの扉を叩いてみてください。 そこには、きっとあなたの心を満たしてくれる、優しい一皿が待っているはずです。

動画で、もっと近くに
作家 由希子さんの菓子作りへの想いや、お店の素敵な空気感は、ぜひYouTube動画でも楽しんでいただけたら嬉しいです。
【パリ11区】日本人パティシエールが作る繊細なフランス菓子|Patisserie NANANの秘密

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