ウィーン菓子を巡る旅:「ザッハトルテ」を食べるのであればカフェザッハーとデーメルどっちが美味しい?

さやココ
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オーストリア ウィーン

皆さんこんにちは、ヨーロッパ各地を訪れケーキめぐりの旅をしているパティシエさやココです。

「フランス菓子を知りたいならオーストリアのウィーンへ行きなさい」と背中をおされ旅だったフランス3カ月のお菓子巡りの旅。しっかりと実行に移して参りました。

お菓子の本場ウィーンで必ず食べたかったのが、「ザッハトルテ」です。

ザッハトルテを食べるのであれば、抑えておきたかったお店がカフェザッハーとデーメルです。

その昔ザッハトルテの商標争い「トルテ戦争」があった

19世紀前半、宰相メッテルニヒの邸で見習いコックをしていた若いフランツ・ザッハが日持ちの良いチョコレートケーキを発案した。このケーキが好評となりザッハートルテと名前が付けられた。そしてホテル・ザッハーの名物菓子になった。
20世紀前半になって王室御用達の銘菓子店デーメルがザッハートルテの製造を・販売を始めた。
ザッハー側はこれに抗議した。両家の争いは裁判まで発展し10年にも及ぶ裁判の結果「両家ともザッハトルテを作ってもよい」というものだった。オリジナルの商標はザッハーが獲得した。
きっと裁判官も、もういい加減仲良くやってくれと思っていたのだろうか。
この話はあま~い戦争という事で私にとってはとても興味深い話しである。
カフェザッハーとデーメルの「ザッハトルテ」の違いは、まん中にあんずジャムが挟まれているか挟まれていないかの違いと、ザッハトルテの上に飾られているチョコレートのマークがカフェザッハーは「まる」でデーメルは「三角」である

ウィーンこそ「カフェ」をこよなく愛する町

外観は、伝統的な建物が多く、上品な佇まい。
店内はもの静かで、とても居心地が良い。
少し路地裏に入ると、若者に人気そうなシックでカジュアルなお店も多い。
そして、クラシック音楽の町ウィーンならではの、カフェ・モーツアルトというユニークなお店も多い。
ウィーンのカフェは市民の社交場だそう。
パリのカフェならよく知っているが、ウィーンは上品さが目立った。

ザッハトルテって本当に甘いだけのお菓子?日本人には甘すぎる?

そんなことありません!良く耳にするのが「ザッハトルテは甘すぎる」「砂糖を食べているみたいだ」
日本では美味しいとはあまり聞いたことがなかった。
実際に本場のザッハトルテを食べてみて、そんなことはなかった。
むしろ美味しかった!

カフェザッハーとデーメルの「ザッハトルテ」はどちらが美味しい?

先に結論を言いますと、カフェザッハーのザッハトルテが断然美味しかった。しっとりしたチョコレートスポンジに、程よい甘みのあんずジャムがまたチョコレートスポンジを引き立て、さらに上にかかっているコーティングチョコの均一な厚さと甘さ加減がベストマッチ。
ホイップクリームが添えられていたが無くても良いくらいの美味しさだった。

ではデメールのザッハトルテはどうだったのか、デーメルも美味しかったが、上品に洗練されたカフェザッハーのザッハトルテと比べ作りが家庭的な感じがした。
そしてなによりもデーメルのザッハトルテにはあんずジャムが真ん中に挟まれていないのである。チョコレートスポンジの側面にほのかにあんずジャムの香りがした。コーティングチョコレートは砂糖のシャリッとした食感と、甘めに感じた。

好みにもよるかもしれないが、カフェザッハーのザッハトルテの美味しさには驚いた。

まとめ:カフェ・ザッハーのザッハトルテは最高に美味しかった

日本で良く耳にするのが「ザッハトルテは甘すぎる」「砂糖を食べているみたいだ」
のような日本人の口には合わないような言葉。実際に本場のザッハトルテを食べてみたが決してそんなことはなかった。
むしろ美味しかった!特にカフェ・ザッハーのザッハトルテは最高に美味しい!

オーストリア・ウィーンで本場のザッハトルテを食べる際は、カフェ・ザッハーのザッハトルテを是非食べていただきたい。

しかしウィーンには他にも沢山のカフェやケーキ屋さんがあるので「カフェ・ザッハーよりもここのお店のザッハトルテのほうが美味しい!」とある方はコメント頂けると嬉しいです。

そのお店を次回訪れてみたいと思います。

アクセス

→カフェ・ザッハーの情報はこちら

→デーメルの情報はこちら

→日本にあるデーメルのショップリストはこちら

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