皆さんこんにちは、パティシエのさやココです。
初めてのイタリアの旅で、私が体験した怖かった事、そしてトラブルなどを記事にまとめてみました。
せっかくの旅が悲しい思い出にならないように皆さんも参考にしてみてください。
初めてのイタリア ローマ、フィレンツェの旅を終えて感じたこと
イタリアは建物が美しく、食べ物も美味しい。見どころ満載で、素晴らしいほどの観光地でした。まだ私も訪れてない場所があるのでもう一度訪れたい場所です。
しかし、そんな観光地の側面もありながら、スリはもちろん、ボッタクリなどの危険が沢山あると感じました。
私が訪れたのは観光シーズンの6月23日〜7月1日、猛暑の時期です。
観光場所が多い分、スリや至る所にチケットを高く売るぼったくりの人たちがあちらこちらにいます。
注意点1.観光地にはチケットを高く売ろうとする人がわんさかいる
ローマ
- バチカン美術館
- コロッセオ
その他、有名な観光地にも注意です。
チケット売り場を探して、向かおうとしているところを妨げるかのように高額なチケットを売ってきます。
チケットを購入する時は、必ずチケット売り場で購入しましょう。
もしチケット売り場の場所が分からない場合、その場所にいる警備委員さんに聞きましょう。
向こうから話しかけてきたら大体が怪しいと疑いましょう。
もしくはウェブサイトで事前にチケットを購入しておくと良いでしょう。
注意2.メトロの自動券売機はお釣りが出てこない!
ボッタクリやスリの話ではないのですが、注意すべきこととしてこちらも紹介しておきます。
メトロ(地下鉄)の切符を購入する際は、自動券売機を使うのですが、現金払いのみで5ユーロまでしかお金が入らないそうです。ですので、それ以上のお金を投入した場合、お釣りがかえってこないのです。
メトロに乗ると決めている場合は小銭を少し持っておくのをお勧めします。
ちなみに1回券は1.5€位だったと思います。
メトロのチケットの自動販売機にお金を吸い取られない様に気をつけてください。
注意3.足元に注意!「花の都」フィレンツェのドゥオモ広場で怖い目に
赤いドームで知られている、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂など素晴らしい建造物が沢山あるフィレンツェでも気をつけていただきたいです。
実際に私が経験した事をひとつお話しします。
その時私は、素晴らしい建物に圧倒されて上ばかり見上げていました。
その時に地べたに置いてあった絵を踏んでしまったのです。しかも観光客で賑わう道なので道幅も狭く、そんな中いかにも踏んでくださいとばかりに絵が置いてあったのです。道路脇ではなく人が通る道にです。
移民の方なのかなと思いますが、かなりの剣幕、喧嘩をうるような喧騒で怒鳴られました。
「踏んだ足跡が残ってんぞ!どうしてくれる!」
その絵を見ると確かに私の靴の跡がくっきり。
1枚50ユーロ支払えと言われました。日本円で6650円ほどです。
私はものすごく怖くて、「ごめんなさい」と謝り続けました。
お金は持ってないと言い続け、支払わずにすました。
一緒に旅していたパートナーがフランス人だったのでこのようなトラブルには慣れていて冷静な対応をしてくれました。
結果、踏んだ足跡まで残ってたのに支払わずに済みました笑
アパートに帰ってからしばらく震えが止まりませんでしたが冷静に考えてみたら、観光客の方が通る公共の場の通路に踏んでくださいといわんばかりの狭い路上の地べたに絵を並べているではありませんか。
何故か観光客がその絵を避けながら通っている。
ですが残念ながら私たち、特にアジア人は狙われやすいと聞きます。
次の日、同じ道を恐る恐る通ったのですがその移民の方はわざと観光客が踏みそうな場所を選び絵を並べていて、お金を巻き上げていたことが判明しました。
その時、どう対処したら良いか。
絶対にお金を払ってはダメです!
「警察か大使館のところへいこう」と頑なに断る。
しかしこのやり方は観光客の多い場所での対処方法。
もし人気のいない場所や夜にこのようなトラブルがあった場合は、命を守るのが先決です。
一通りの少ない場所や夜遅くには出歩かないことをお勧めします。
楽しい旅にするためのトラブル回避【まとめ】
- チケットを購入する際は必ずチケット売り場で
- カバンはいつも自分が見える場所に置いておく(できれば肩掛けバック)
- リュックなどの背中に背負うものはメトロや観光地では前に抱えておく
- 素晴らしい建造物がある場所は自分の歩いている下にも意識を向ける
- 話しかけられたら常に警戒心を。そしてはっきり「NO」と断る勇気を
私が実際体験して怖かったことをまとめましたが、せっかくの楽しいイタリア旅行を台無しにはしたくはありません。
これからイタリア旅行を考えてる方がいらっしゃったら是非この記事を読んで参考にして頂ければなと思います。トラブル回避につながればきっと素敵なイタリア旅につながります。
コメント