「ウィーン中央墓地」の見どころ！大作曲家たちが眠る32A区を時短で巡る方法

皆さんこんにちは、ヨーロッパ各地を訪れケーキを食べ歩いている、旅パティシエのさやココです。
ヨーロッパお菓子巡りの旅でオーストリア・ウィーンに行ってきました。
そこで、オーストリアでぜひ立ち寄っていただきたいのが、名だたる巨匠たちの墓が集まる場所中央墓地 Wiener Zentralfriedhofです。

名だたる巨匠たちが眠る墓地が集結する32A区の魅力
1. シュトラウス、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスの墓碑をめぐる
まとめ：中央墓地は32A区だけでも見どころ満載の場所

名だたる巨匠たちが眠る墓地が集結する32A区の魅力

200ヘクタールという広大な敷地を持つ墓地ですので、周るのにも時間がかかります。しかし大作曲家が眠る32A区を押さえておけば時間を短縮でき、スームズに観光ができます。

ウィーン中央墓地の場所はココです。

第2門(2.Tor)〜32A区ベートーヴェンの墓碑までの道を表示してみましたが、歩いて4分くらいです。

第2門(2.Tor)の入り口の横に事務所があり、無料で地図ももらえます。

シュトラウス、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスの墓碑をめぐる

オーストリア・ウィーン観光の前に、AmazonKindle版(電子書籍)で地球の歩き方ウィーンとオーストリアを携帯にダウンロードしておきました。この中央墓地のページの中に大作曲家が眠る32A区の地図があり、とても分かりやすいです。購入しといて本当に良かった。

第2門からメインストリートの並木道を200メートルほど歩くと左側に32A区のベートーヴェン、シューベルト、シュトラウス、ブラームスの墓碑があります。

シュトラウス（Johann Baptist Josef Strauss）

まずはこちら！ヨハン・バプティスト・ヨーゼフ・シュトラウスは、オーストリアの作曲家であり、指揮者です。彼は、オーストリアの「シュトラウス一家」の中でも特に有名な人物で、ワルツやポルカ、マーチなどの軽快で華やかな音楽を作曲しました。彼の作品の中でも特に有名なのは「雷鳴と稲妻」や「美しく青きドナウ」などです。また、彼は、父親であるヨハン・シュトラウス1世や兄弟であるヨーゼフ・シュトラウスと共に、オーストリア文化史において重要な役割を果たしました。

ヨハネス・ブラームス(Johannes Brahms)

男の人が頭を抱えているこちらの墓碑はヨハネス・ブラームスです。19世紀に活躍したドイツの作曲家で、ヨハン・シュトラウス2世やワーグナーと並び、ドイツ音楽史を代表する人物の一人です。

ブラームスの代表的な作品には、交響曲第1番、ピアノ協奏曲第1番、弦楽四重奏曲、ドイツ・レクイエム、ハンガリー舞曲集、クラリネット五重奏曲などがあります。

ベートーヴェン（Ludwig van Beethoven）

ベートーヴェンは、18世紀後半から19世紀初頭にかけて活躍したドイツの作曲家で、古典派音楽からロマン派音楽の先駆者として知られています。

彼は聴覚障害者であり、晩年には全く聴こえなくなっていましたが、そのような状況下でも多くの傑作を生み出しました。

彼の代表作としては、交響曲第9番「合唱」やピアノソナタ「月光」、交響曲第5番「運命」、交響曲第6番「田園」などが挙げられます。

シューベルト（Franz Peter Schubert）

三角の形で印象的な墓碑はフランツ・ペーター・シューベルトです。彼はオーストリアの作曲家であり、ロマン派音楽の代表的な作曲家の一人です。彼は短い人生で多くの作品を残し、声楽曲や室内楽曲、交響曲、ピアノ曲、オペラなど、さまざまなジャンルで活躍しました。シューベルトは、1797年にオーストリアのウィーンに生まれ、1828年に同地で亡くなりました。

モーツァルト（Johann Chrysostom Wolfgang Amadeus Mozart）

そして、このエリアの中央に佇むのはモーツァルトの記念碑です。

モーツァルトは18世紀後半に活躍したオーストリアの作曲家で、幼少期から音楽の才能を発揮し、6歳の時には最初の作品を作曲しています。父親による厳しい教育のもと、幼少期から各地で演奏旅行を行い、数多くの作品を作曲しました。オペラ、交響曲、室内楽曲、鍵盤曲など、あらゆるジャンルの作品を残し、音楽史上でも最も重要な作曲家の一人として認知されています。